[き] 木内昇|きうちのぼり|時代小説・作家
1967年、東京生まれ。
出版社勤務を経て、編集者、ライターとして活動。
2004年、『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。
2009年、『茗荷谷の猫』で第2回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。
2011年、『漂砂のうたう』で第144回直木賞受賞。
2914年、『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞。
時代小説SHOW 投稿記事

山東京伝vs.曲亭馬琴、作家の意地。『北越雪譜』刊行まで四十年の数奇
雪夢往来|木内昇|新潮社木内昇(きうち・のぼり)さんの『雪夢往来(せつむおうらい)』(新潮社)を紹介します。著者の『惣十郎浮世始末』は見事な捕物ミステリーで、2024年「時代小説ベスト10(単行本部門)」で第1位に選びました。最新刊を楽しみ...

東京新聞で、木内昇さんの『雪夢往来』を紹介
2025年2月1日(土)の東京新聞(中日新聞は2月2日)朝刊の読書面、「推し時代小説」のコーナーで本の紹介をさせていただきました。 「推し時代小説」は、今おすすめの歴史時代小説を取り上げる連載企画です。今回ご紹介したのは、木内昇さんの歴史時...

「時代小説★2024年12月の新刊情報(単行本)」をアップ
『雪夢往来』|木内昇|新潮社2024年12月1日から12月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年12月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月の注目作は、木内昇(きうち・のぼり)さんによる歴史時...

疱瘡が流行る江戸の町と人を活写する、捕物帳の新たな到達点
『惣十郎浮世始末』|木内昇|中央公論新社木内昇(きうちのぼり)さんの時代小説、『惣十郎浮世始末』(中央公論新社)は、老中首座水野忠邦が大がかりな政治改革を行った江戸天保期を舞台にした捕物小説です。著者は、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小...

「2022年8月中旬の新刊(文庫)」をアップ
『万波を翔る』|木内昇|集英社文庫2022年8月11日から8月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年8月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました出版社や取次店が山の日からお盆の休みに突入し、新刊も一服。今回は、集英社文...

「2021年8月中旬の新刊(文庫)」をアップ
『火影に咲く』|木内昇|集英社文庫2021年8月11日から8月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年8月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、2011年に、明治の根津遊郭を舞台にした時代小説、『漂砂のうたう...

素晴らしき一高野球部。草創期の熱狂を描く痛快野球小説
木内昇(きうちのぼり)さんの長編時代小説、『球道恋々』(新潮文庫)を入手しました。新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を受けて、センバツばかりかプロ野球も開幕のスケジュールも白紙にもどり、野球ファンには残念で何とも淋しい状況が続いています。...

外国局に出仕した若者の成長を通して、幕末外交史を描く
木内昇(きうちのぼり)さんの幕末時代小説、『万波を翔る(ばんぱをかける)』(日本経済新聞出版社)を入手しました。本書は、これまでの幕末時代小説では好意的に描かれることが少ない、幕臣たちの外交の歴史をテーマにした長編小説です。開国から四年、幕...
時代小説ブックガイド 読書リスト
『浮世女房洒落日記』(中央公論新社・中公文庫) [市井] おすすめ度:★★★★☆☆