[き] 木下昌輝|きのしたまさき|時代小説・作家
1974年、奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。
ハウスメーカー勤務後、フリーライターを経て、2012年、「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞受賞。
2014年、同作品で152回直木賞候補、2015年、第4回歴史時代作家クラブ賞、第9回舟橋聖一文学賞を受賞。
2019年、『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞を受賞。
2020年、『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞、第26回中山義秀文学賞受賞。
2022年、『孤剣の涯て』で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。
■時代小説SHOW 投稿記事
「2023年4月上旬の新刊(文庫)」をアップ
『まむし三代記』|木下昌輝|朝日文庫 2023年4月1日から4月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年4月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました 今月の注目の一冊は、朝日文庫から刊行される、木下昌輝(きのしたまさき)...
弟子の仇を討つため、五霊鬼の呪詛者を探す旅に出る武蔵
『孤剣の涯て』|木下昌輝|文藝春秋 木下昌輝(きのしたまさき)さんの長編歴史時代小説、『孤剣の涯て』(文藝春秋)紹介します。 剣豪・宮本武蔵を主人公に描く、伝奇色の強い歴史時代長篇。 著者は、本書で、2022年「第12回本屋が選ぶ時代小説大...
「第12回本屋が選ぶ時代小説大賞」は『孤剣の涯て』に決定
文藝春秋の「本の話」サイトで、10月28日(金)、「第12回本屋が選ぶ時代小説大賞」の受賞作が発表されました。今年は、木下昌輝さんの『孤剣の涯て(こけんのはて)』(文藝春秋)が大賞に選ばれました。 大賞受賞おめでとうございます! 同賞は、文...
「国滅ぼし」で国を医した、斎藤道三の三代の国盗り物語
『まむし三代記』|木下昌輝|朝日新聞出版 木下昌輝さんの長編歴史時代小説、『まむし三代記』(朝日新聞出版)を紹介します。 2020年、著者は本書で第二十六回中山義秀文学賞を受賞しました。 斎藤道三の一族による美濃を統一を描いた戦国時代小説で...
第26回中山義秀文学賞は、木下昌輝さんの『まむし三代記』
11月8日(日)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の公開選考会が新白信ビルイベントホール(白河市立石)で開催されました。受賞作品は、木下昌輝さんの『まむし三代記』に決定しました。 受賞、お...
天下人・秀吉の生涯を「○活」で斬る、木下昌輝版『太閤記』
『秀吉の活』 木下昌輝さんの長編歴史時代小説、『秀吉の活』(幻冬舎時代小説文庫)を入手しました。 昨今は、就活、婚活、妊活から終活まで、「○活」ばやりですが、本書では、豊臣秀吉の生涯を十の時期に分けて、「○活」というキーワードで描いていく、...
魂を揺さぶらる、武蔵と戦い、敗れた男たちの物語
木下昌輝(きのしたまさき)さんの連作時代小説、『敵の名は、宮本武蔵』(角川文庫)を入手しました。 宮本武蔵というと、吉川英治さんの『宮本武蔵』と、それを漫画化した、井上雄彦さんの『バガボンド』がまず頭に浮かびます。 宮本武蔵は、皆がよく知っ...
世界最古の建築会社金剛組と四天王寺五重塔の物語
金剛の塔|木下昌輝 木下昌輝(きのしたまさき)さんの長編時代小説、『金剛の塔』(徳間書店)を紹介します。 本書は、百済から連れてこられた宮大工が創業した世界最古の建設会社、金剛組と、彼らによる四天王寺の五重塔建造のドラマを描いた歴史時代小説...
上方落語の祖、米沢彦八の笑いに懸けた波瀾の一代記
木下昌輝さんの長編時代小説、『天下一の軽口男』(幻冬舎時代小説文庫)を入手しました。 本書は、江戸中期(元禄~正徳)に上方で活躍した伝説の落語家・米沢彦八(よねざわひこはち)の波瀾の生涯を描いた、500ページを超える長編時代小説です。 大坂...
「2018年12月の新刊 上」をアップ|『天下一の軽口男』 2018年12月1日
「2018年6月の新刊 上」をアップ|『人魚ノ肉』 2018年6月3日
「2017年4月の新刊 上」をアップ|『宇喜多の捨て嫁』 2017年4月2日
■著者のホームページ
木下昌輝 1647@musketeers10 | Twitter