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梶よう子|時代小説ガイド

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[か] 梶よう子|かじようこ|時代小説・作家

東京都生まれ。
2005年、「い草の花」で第12回九州さが大衆文学大賞を受賞。
2008年、『一朝の夢』で第15回松本清張賞を受賞。
2015年、『ヨイ豊』が第154回直木賞候補作品に。

■時代小説SHOW 投稿記事

日本初の鉄道敷設を夢見る男が、請け負った至難の工事とは
『我、鉄路を拓かん』|梶よう子|PHP研究所 梶よう子さんの長編歴史小説、『我、鉄路を拓かん(われ、てつろをひらかん)』(PHP研究所)を紹介します。 明治5年(1872)、新橋~横浜間を鉄道が開通しました。今年2022年は開業150周年の...
江戸の日記王、藤岡屋由蔵。シーボルト事件の真相を追う
『噂を売る男 藤岡屋由蔵』|梶よう子|PHP研究所 梶よう子さんの長編歴史時代小説、『噂を売る男 藤岡屋由蔵』(PHP研究所)をご恵贈いただきました。 藤岡屋由蔵(ふじおかやよしぞう)というと、高橋克彦さんの『完四郎広目手控』では、主人公の...
柳沢吉保が命じた武蔵野原野開拓に賭ける、若者たちのドラマ
『赤い風』|梶よう子|文春文庫 梶よう子さんの長編歴史時代小説、『赤い風』(文春文庫)を入手しました。 柳沢吉保は、五代将軍徳川綱吉の寵愛を受けて側用人から大名に出世し、元禄時代には大老格として幕政を主導しました。 時代小説では、極め付きの...
コロナ禍を経験した今、読みたい、心を癒す医療時代小説
『花しぐれ 御薬園同心水上草介』 梶よう子さんの時代小説、『花しぐれ 御薬園同心水上草介』(集英社文庫)を紹介します。 薬草栽培や生薬の精製につとめる小石川にある幕府の御薬園を舞台に、御薬園同心の水上草介(みなかみそうすけ)が、周囲で起きた...
流行り病が広がる中で御薬園に立ちはだかる、目付鳥居耀蔵
『花しぐれ 御薬園同心水上草介』 梶よう子さんの時代小説、『花しぐれ 御薬園同心水上草介』(集英社文庫)を入手しました。 本書は、薬草栽培や生薬の精製につとめる、小石川御薬園同心の水上草介(みなかみそうすけ)を主人公とする、連作時代小説シリ...
女流書家の周りで起こる事件の数々。江戸「書道」小説、登場
梶よう子さんの時代小説、『墨の香(すみのか)』(幻冬舎時代小説文庫)を入手しました。 本書のヒロインの岡島雪江は、千三百石の旗本の二十六になる娘。ひと月前に婚家を出て実家に戻り、書の道を学ぼうという若い娘たちに筆法指南を始めます。 岡島家の...
落日の桑名藩を捨てるか、殉じるか。幕末に翻弄される兄弟
梶よう子さんによる長編時代小説、『連鶴(れんづる)』(祥伝社文庫)を入手しました。 一枚の紙から折る繋がったままの千羽鶴〈連鶴〉。桑名藩に伝わるそれは家族の深い絆を意味していた。大政奉還に始まる動乱期を、親藩桑名藩士として生き抜く速見丈太郎...

「2017年8月の新刊 下」をアップ|『桃のひこばえ 御薬園同心 水上草介』 2017年8月19日
「2015年11月の新刊 中」をアップ|『ふくろう』 2015年11月11日

■時代小説ブックガイド 読書リスト
『一朝の夢』(文藝春秋・文春文庫) [捕物] おすすめ度:★★★★☆☆

■著者のホームページ
梶よう子 (@kaji_yoko) | Twitter

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