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葉室麟|時代小説ガイド

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[は] 葉室麟|はむろりん|時代小説・作家

1951年1月25日 – 2017年12月23日。
福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業。
2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞。
2007年、「銀漢の賦」で第14回松本清張賞受賞。
2009年、「いのちなりけり」で第140回直木賞候補。
2009年、「秋月記」で第141回直木賞候補。
2010年、「花や散るらん」で第142回直木賞候補。
2011年、「恋しぐれ」で第145回直木賞候補。
2012年、「蜩ノ記」で第146回直木賞受賞。
2016年、「鬼神の如く 黒田叛臣伝」で第20回司馬遼太郎賞受賞。

■時代小説SHOW 投稿記事

「2024年1月下旬の新刊(文庫)」をアップ
『不疑 葉室麟短編傑作選』|葉室麟|角川文庫 2024年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年1月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回注目の作品は、葉室麟(はむろりん)さんの時代小説作品集...
龍馬の理想を胸に、欧米列強と闘った外交官・陸奥宗光を描く
『暁天の星』|葉室麟|PHP文芸文庫 葉室麟の歴史小説、『暁天の星』(PHP文芸文庫)を紹介します。 葉室麟さんは、2017年12月に逝去するまでの13年間に、多くの著作物とともに、歴史時代小説にとても大きな足跡を残されました。 本書は、幕...
「2021年12月上旬の新刊(文庫)」をアップ
『約束』|葉室麟|文春文庫 2021年12月1日から12月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年12月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました 今回は、葉室麟さんの『約束』(文春文庫)を取り上げてみました。 2021年...
雨宮蔵人と咲弥、愛と信念を胸に、再び天下の政争の渦中に
『影ぞ恋しき(上)(下)』|葉室麟|文春文庫 葉室麟さんの長編時代小説、『影ぞ恋しき(上)(下)』(文春文庫)を入手しました。 本書は、愛する人・咲弥に一首の和歌を捧げるため、命を賭けた男・雨宮蔵人を描いた、『いのちなりけり』『花や散るらん...
「2021年2月下旬の新刊(文庫)」をアップ
『天翔ける』|葉室麟|角川文庫 2021年2月21日から2月末日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年2月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、葉室麟さんの長編歴史時代小説、『天翔ける』(角川文庫)を取り上げて...
創刊1周年、ハヤカワ時代ミステリ文庫のルーツは葉室麟さん
『オランダ宿の娘』 葉室麟さんの、『オランダ宿の娘』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)をご恵贈いただきました。 本書は、オランダ商館長が江戸に参府する際に定宿としていた、日本橋本石町の長崎屋の娘、るんと美鶴、二人の姉妹を主人公にした長編歴史時代小...
『蜩ノ記』から十六年。泣き虫と呼ばれた少年は師と友に出会う
『草笛物語』 葉室麟さんの長編時代小説、『草笛物語』(祥伝社文庫)を入手しました。 『蜩ノ記』から始まる、羽根藩(うねはん)シリーズの第五弾です。 シリーズの『潮鳴り』『春雷』『秋霜』も、それぞれに面白さがあって忘れがたい作品となっています...
咸宜園塾主で詩人・広瀬旭荘の生き様と夫婦愛を描く
葉室麟さんの長編時代小説、『雨と詩人と落花と』(徳間文庫)を入手しました。 文化二年(1805)に、儒学者で詩人の広瀬淡窓(たんそう)によって天領の豊後国日田に全寮制の私塾・咸宜園(かんぎえん)は創立されました。 本書は、淡窓の弟で咸宜園の...
三成の娘と家康の養女ー津軽家に嫁いだ姫たちの戦い
葉室麟さんの時代小説集、『津軽双花(つがるそうか)』(講談社文庫)を入手しました。 四万七千石津軽家の当主信枚(のぶひら)に嫁いだ石田三成の娘・辰姫と徳川家康の養女・満天姫(まてひめ)の女同士の戦いを描いた長編小説と、「大坂の陣」「関ヶ原の...
武人の魂を持ち、戦国を生きた絵師海北友松の生涯を描く
葉室麟さんの長篇時代小説、『墨龍賦(ぼくりゅうふ)』(PHP文芸文庫)を献本いただきました。 本書は月刊文庫『文蔵』に連載された後、2017年2月にPHP研究所から単行本として刊行された作品の文庫化です。 海北友松(かいほうゆうしょう)は、...
葉室麟さんが、明治の外相・陸奥宗光に託した思いとは?
葉室麟さんの長編近代時代小説、『暁天の星』(PHP研究所)を入手しました。 本書は、2017年12月に逝去された葉室麟さんが、病と闘いながら『文蔵』(PHP研究所刊)誌に執筆を続けた、未完の長編小説です。 明治新政府で外務大臣として、日本の...
葉室麟さん没後1年。愛する者のため剣を抜いた男の運命を描く
葉室麟さんの長編時代小説、『草雲雀』(実業之日本社文庫)を入手しました。 時代小説家の葉室麟さんが2017年12月23日に亡くなられてから、もうすぐ1年が経とうとしています。没後、何点か作品が出版されていますが、新作を執筆されることはもうな...

時代小説界の至宝、葉室麟さん、66歳で死去 2017年12月24日
「2017年9月の新刊 中」をアップ|『春雷』  2017年9月9日
永徳、等伯に続く、桃山時代最後の巨匠海北友松の生涯を描く|『墨龍賦』 2017年1月28日
「2016年10月の新刊 上」をアップ|『風花帖(かざはなじょう)』 2016年9月30日
「2016年5月の新刊 中」をアップ|『潮鳴り』 2016年5月10日
葉室麟さんの新刊『霖雨』(単行本)が発売された 2012年5月12日
葉室麟さんが『蜩ノ記』で第146回直木賞受賞 2012年1月18日

■時代小説ブックガイド 読書リスト
『橘花抄』(新潮社・新潮文庫) [武家] おすすめ度:★★★★☆☆
『いのちなりけり』(文藝春秋・文春文庫) [武家] おすすめ度:★★★★☆☆
『花や散るらん』(文藝春秋・文春文庫) [武家] おすすめ度:★★★★☆☆
『無双の花』(文藝春秋) [戦国] おすすめ度:★★★★☆☆
『秋月記』(角川書店・角川文庫) [武家] おすすめ度:★★★★☆☆
『オランダ宿の娘』(早川書房・ハヤカワ文庫) [歴史ミステリー] おすすめ度:★★★★☆☆
『霖雨』(PHP研究所) [人物] おすすめ度:★★★★☆☆

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