千野隆司|ちのたかし|時代小説・作家
1951年、東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒、出版社勤務を経て作家デビュー。
1990年、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞受賞。
2018年、「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞。
■時代小説SHOW 投稿記事
『おれは一万石 一揆の声』|米の不作が伝えられる中、高岡藩一万石に一揆勃発 2018年9月3日
『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守』|鬼平の作った寄場を潰そうとする、奴らを許すな 2018年8月7日
菩提寺改築!分家の意地のため、世子は金策に奔る|『おれは一万石 麦の滴(むぎのしずく)』 2018年4月29日
借財発覚! 高岡藩一万石、またもや崖っぷちに|『おれは一万石 紫の夢』 2018年3月3日
農民から旗本へ、おとぎ話のような出世譚、完結。|『出世侍(五) 雨垂れ石を穿つ』 2018年1月2日
小藩、高岡藩を舞台に、若き藩主が活躍するシリーズ第2弾|『塩の道 おれは一万石(2)』 2017年10月21日
農民から旗本の家臣となった出世侍に、婿入りの話が…。|『出世侍(四) 正直者が損をする』 2017年6月14日
「2017年6月の新刊 上」をアップ|『出世侍(四) 正直者が損をする』 2017年6月2日
「2016年2月の新刊 下」をアップ|『入り婿侍商い帖 関宿御用達(3)』 2016年2月20日
百姓から武士への夢を叶えた出世侍の前に、邪魔者現る|『出世侍(二) 出る杭は打たれ強い』 2016年1月27日
関宿藩御用達となった、米屋の入り婿侍が活躍するシリーズ第5作|『入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)』 2015年11月25日
旗本の次男坊が武士を捨て、商家の入り婿に。千野隆司さんの傑作シリーズ|『入り婿侍商い帖 (三) 女房の声』 2015年6月13日
元同心が蕎麦屋の主人を務める、異色捕物小説|『夏越しの夜 蕎麦売り平次郎人情帖』 2010年8月12日
■時代小説ブックガイド 読書リスト
●「南町同心早瀬惣十郎捕物控」シリーズ
『伽羅千尋 南町同心早瀬惣十郎捕物控』(角川春樹事務所・ハルキ文庫) [捕物] ★★★★☆
●「蕎麦売り平次郎人情帖」シリーズ
『菊月の香 蕎麦売り平次郎人情帖』(角川春樹事務所・ハルキ文庫) [市井] ★★★★
『霜夜のなごり 蕎麦売り平次郎人情帖』(角川春樹事務所・ハルキ文庫) [市井] ★★★★
『母恋い桜 蕎麦売り平次郎人情帖』(角川春樹事務所・ハルキ文庫) [市井] ★★★★
●「湯屋のお助け人」シリーズ
『湯屋のお助け人 桃湯の産声』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆
『湯屋のお助け人 覚悟の算盤』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★
『湯屋のお助け人 待宵の芒舟』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆
『湯屋のお助け人 神無の恋風』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★
●「寺侍 市之丞」シリーズ
『寺侍 市之丞』(光文社・光文社時代小説文庫) [武家] ★★★★
『寺侍 市之丞 孔雀の羽』(光文社・光文社時代小説文庫) [痛快] ★★★★
●「棒手振り同心事件帖」シリーズ
『棒手振り同心事件帖 初水の夢』(学研パブリッシング・学研M文庫) [捕物] ★★★★
『棒手振り同心事件帖 皐月の風』(学研パブリッシング・学研M文庫) [捕物] ★★★☆☆☆
『浜町河岸夕暮れ』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★☆☆☆
『江戸仇討模様 永代橋、陽炎立つ』(双葉社・双葉文庫) [敵討ち] ★★★★☆
『北辰の剣 千葉周作 開眼』(祥伝社・祥伝社文庫) [剣豪] ★★★☆☆☆
『札差市三郎の女房』(角川春樹事務所・ハルキ文庫) [捕物] ★★★★☆☆
■著者のホームページ
千野隆司の「時代小説の向こう側」