室町 世間知らずの姫君が京に出て大冒険。胸キュンの室町小説 集英社文庫から本年1月に刊行された、阿部暁子(あべあきこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』を入手しました。 京と吉野に二人の帝が存在した、南北朝の時代。南朝の帝の妹宮・透子は、北朝に寝返った武士・楠木正儀... 2019.11.01 室町
市井人情 『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守』をUP 千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守』(小学館文庫)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。 伯父・長谷川平蔵の志を継いで、無宿者の更生施設、石川島人足寄場の運営に邁進する、北町奉行所人足寄場定掛... 市井人情捕物
明治 野島公園で、ロンドンの伊藤博文を思い出す 先日、会社の同僚に、野島公園でのバーベキューに誘われて、休日を楽しみました。 野島公園は、横浜市の最南部金沢区にあり、「野島」という島にある公園です。江戸時代、歌川広重によって描かれた、「金沢八景」の中の『野島夕照(のじまのせきしょう)』で... 明治
市井人情 長岡大花火2018をテレビで見ながら、江戸を思う 昨日に続いて、今日も「長岡大花火2018」のテレビ生放送を見ました。現地に行かなくても、自宅で花火が楽しめました。 さて、江戸時代の花火を描いた時代小説では、志川節子さんの『煌(きらり)』(徳間書店)がおススメです。 吉田(東海道)、市川大... 市井人情
痛快 長き武者修行から帰ってみれば、道場は長屋に 双葉文庫から刊行された、芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(一) 迷い熊帰る』を入手しました。 「素浪人半四郎百鬼夜行」、「御家人無頼蹴飛ばし左門」「討魔戦記」など、次々と読み出したら止まらない時代小... 痛快