藩の御家騒動に巻き込まれて父を失った武家の次男坊・古橋笙之介が主人公。父の無念を晴らしたいという思いを胸に、江戸深川の長屋に住み、写本の仕事で生計を立てながら事件の究明にあたる。ミステリアスな事件が次々起こる…。
600ページに及ぶ、待望の宮部さんの時代長編。「文蔵」に連載されていたときから、楽しみにしていた作品。桜の季節にぜひ読みたい。
『桜ほうさら』刊行記念として、宮部みゆきさんのサイン入り色紙や、表紙や挿絵を描かれている三木謙次さんのイラスト付きオリジナルふせんのプレゼントを行っています。ファンの方はお忘れなく。(2013年4月30日応募締切)