歴史家の安藤優一郎さんが来年度のNHK大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン・新島八重の実兄の生涯を描く歴史読み物『知られざる幕末維新の先覚者 山本覚馬』を、PHP研究所より、文庫書き下ろしで刊行された。
『徳川慶喜と渋沢栄一』など、これまでの勝者側の視点からの歴史観だけでは知られることの少なかった、幕末維新の歴史に新たな光を与えることに取り組んできた著者。今回は、タイムリーな人物にスポットを当てることで猛一つの幕末維新史に迫る。
安藤さんの著書には『新島八重の維新』もあり、あわせて読むと、来年の大河ドラマの登場人物たちがもっと身近になるはず。