2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

「時代小説●2025年1月中旬の新刊情報(文庫)」を公開

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『深川青春捕物控(一) 父と子』|東圭一|時代小説文庫

深川青春捕物控(一) 父と子2025年1月11日から1月20日に刊行予定の文庫新刊情報として、 「2025年1月中旬の新刊(文庫)」を公開いたしました。

今回特に注目したいのは、東圭一(あずま・けいいち)さんによる文庫書き下ろし時代小説、『深川青春捕物控(一) 父と子』です。

著者について
著者の東さんは、2023年、『奥州狼狩奉行始末』で第15回角川春樹小説賞受賞して、単行本メジャーデビュー。2024年には同作で第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞している実力派の新鋭です。創造性豊かなキャラクター造形とストーリーテリングの巧みさで定評があります。

あらすじ
深川漁師町にある小料理屋「しののめ」の息子・雄太。
母のあきは女手一つで育ててくれており、雄太は十七歳になった頃から仕入れなどをして店を手伝っていた。
そんなある日、常連であった同心の高柳新之助から己の御用聞きの手先にならないかと誘われる。
雄太の父は、新之助の亡き父で、新之助は腹違いの兄であると告白され、信頼できる手下が欲しいというのだ。
漠然としていた将来が雄太の中で見えてくる。
雄太は誘いを受け、父の遺した鼻捻棒を手に、仲間とともに深川の平和のため駆ける!
新たな爽快時代小説、誕生!

(『深川青春捕物控(一) 父と子』(時代小説文庫)表紙カバー裏の紹介文より抜粋・編集)

時代は文化元年(1804年)。
舞台は深川、富岡八幡宮の南を東西に流れ、大川(隅田川)に注ぐ大島川の河口から永代橋に至る河岸沿いの町、深川漁師町です。

主人公は、漁師の子らといっしょに育った18歳の雄太。母あさが営む小料理屋「しののめ」を手伝いながらも定職に就かずにぶらぶらしていました。

そんな雄太に、北町奉行所定廻り同心、高柳新之助から御用聞きにならないかと誘いがあり……。

期待の新進作家が挑む、何とも楽しみな青春捕物小説の始まりです。

時代小説●2025年1月中旬の新刊情報(文庫)
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今回ご紹介した本


東圭一|時代小説ガイド
東圭一|あずまけいいち|時代小説・作家1958年、大阪市生まれ。神戸大学工学部卒。2012年、「足軽塾大砲顛末」で第19回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。2015年、「強力ごうりき侍 ―近江伝―」で第2回富士見新時代小説大賞入選。...