2024年12月7日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は12月8日)の読書面、「推し時代小説」のコーナーでご紹介させていただきました。「推し時代小説」は、今おすすめの歴史時代小説を取り上げるコーナーです。
今回ご紹介したのは、森山光太郎さんの歴史小説『草莽の臣』(早川書房)です。
本作は、幕末の長州藩で国家老を務めた益田右衛門介親施(ますだ うえもんのすけ ちかのぶ)を主人公に描かれた歴史小説です。
尊皇攘夷の動きを主導した長州藩で、益田家に隠された使命とは何だったのか。そして、益田右衛門介が果たした役割とは――。歴史の裏に秘められたドラマに迫ります。
作品については以下のリンクをご参照ください。
白村江、元寇、唐入り、攘夷。国難を影で助けた益田一族の戦い
『草莽の臣』|森山光太郎|早川書房森山光太郎(もりやま・こうたろう)さんの歴史小説、『草莽の臣(そうもうのしん)』(早川書房)をご紹介します。森山さんは、2019年に『火神子 天孫に抗いし者』で第10回朝日時代小説大賞を受賞してデビュー。同...
今回取り上げた本
森山光太郎|時代小説ガイド
森山光太郎|もりやまこうたろう|時代小説・作家1991年、熊本県生まれ。立命館大学法学部卒業。2019年、『火神子 天孫に抗いし者』で第10回朝日時代小説大賞を史上最年少で受賞し、デビュー。同年、同作で第2回細谷正充賞を受賞。時代小説SHO...
東京新聞掲載「推し時代小説」バックナンバー
東京新聞(中日新聞)読書欄「推し時代小説」コーナーの紹介東京新聞・土曜日(中日新聞は日曜日)の読書欄「推し時代小説」のコーナーを、細谷正充さん、内藤麻理子さんらと順番に担当しています。