『三河雑兵心得【十四】 豊臣仁義』|井原忠政|双葉文庫
2024年6月11日から6月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年6月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。
今回は、井原忠政さんの歴史時代小説、『三河雑兵心得【十四】 豊臣仁義』に注目しています。
累計130万部突破の戦国足軽出世物語の最新刊です。『足軽仁義』から始まり、読みだしたら止められない、シリーズも14巻に突入。家康が天下を取るところまで続くのか、ゴールをどのあたりに置いているのか、気になり始めました。
太閤秀吉の居城となる伏見城が落成した。秀吉は京の民を集め、自ら餅を撒いて祝った。だが、祝賀気分も冷めやらぬ中、盗賊石川五右衛門が三条河原で釜茹での刑に処せられた。凄惨な光景に茂兵衛も顔を顰めるしかない。
無謀な「唐入り」も強行し、最近の秀吉は箍が外れている。天下泰平とはいかぬ世に暗澹たる茂兵衛にさらなる追い打ちがかかる。小田原の大久保忠世が重病だというのだ。
家康の命を受け、鉄砲百人組を引き連れて東海道を一路東へ向かうが、途上、何者かの襲撃を受ける。戦国足軽出世物語、暗雲立ち込める第14弾!(『三河雑兵心得【十四】 豊臣仁義』(双葉文庫)Amazonの内容紹介より)
鉄砲百人組を率いる、われらが植田茂兵衛は、小田原に向かう東海道で襲撃を受けてしまいます。惣無事令の世に、百挺の鉄砲を備える徳川の兵を襲う者など、いるはずがないという油断がありました。
その茂兵衛の前に現れるたのは、あの有名な●●でした……。
今回も、目が離せない展開に引き込まれそうです。
★ファンに耳寄りなお知らせ
抽選で100名様に「三河雑兵心得」特製手ぬぐいプレゼント!
本書(14巻)の帯に印刷されている応募券1枚を、はさみ込みのアンケートハガキに貼付して、必要事項を記載してお送りするだけです。
締切:2024年7月末日必着
どんなデザインで「三河雑兵心得」の世界観を描くのか、興味が湧いてきました。
■今回ご紹介した本