『まいまいつぶろ』|村木嵐|幻冬舎
今年も、「時代小説SHOW」の2023年時代小説ベスト10【単行本部門】を発表することができました。
Amazonでの発売日が2022年11月1日から2023年10月31日発行の時代小説作品(シリーズ)で、単行本作品を対象に選びました。
1位は、村木嵐さんの『まいまいつぶろ』(幻冬舎)です。
九代将軍徳川家重と小姓兵庫(大岡忠光)、主従の間柄を越えた、深い絆と葛藤と成長の物語。「もう一度生まれても、私はこの身体でよい。忠光に会えるのならば」という言葉に、涙腺が決壊した。
ベスト10の選考理由と、2位以下の作品については、「2023年時代小説ベスト10【単行本部門】」をご覧ください。
2023年時代小説ベスト10【単行本部門】
2023年おすすめの時代小説ベスト10(単行本) 「時代小説SHOW」による、2023年単行本時代小説のベスト10を発表します。 対象は、Amazonでの発売日が2022年11月1日から2023年10月31日発行の時代小説作品で、単行本(お...
■今回取り上げた本
村木嵐|時代小説ガイド
村木嵐|むらきらん|時代小説・作家 1967年、京都府京都市生まれ。京都大学法学部卒業。 会社勤務を経て1995年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなる。後に司馬遼太郎記念財団理事長で司馬夫人である福田みどりの個人秘書を務める。 2010年、『...