『化け者手本』|蝉谷めぐ実|KADOKAWA
8月5日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は8月6日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。
「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を、文芸ジャーナリストの内藤麻里子さん、文芸評論家の細谷正充さんとで持ち回りで、紹介していくコーナーです。
今回、取り上げたのは、蝉谷めぐ実(せみたにめぐみ)さんの『化け者手本』(KADOKAWA)です。
2020年に刊行した『化け者心中』で、小説野性時代新人賞、日本歴史時代作家協会賞新人賞、中山義秀文学賞の3賞を受賞し、鮮烈のデビューを果たした著者の「化け者」シリーズ第2弾。
ときは文政、ところは江戸。心優しき鳥屋の藤九郎と、稀代の女形だった元役者の魚之助のもとに、中村座の座元から劇場で起こった事件の話が持ち込まれました……。
今月下旬には、『化け者心中』の文庫版も出て、化け者三昧の夏が楽しめます。
「さあ、化けもの暴きの幕が開くで」歌舞伎ミステリー第2弾
『化け者手本』|蝉谷めぐ実|KADOKAWA蝉谷めぐ実(せみたにめぐみ)さんの江戸歌舞伎ミステリー『化け者手本』(KADOKAWA)を紹介します。著者は、2020年に『化け者心中』で「第11回小説野性時代新人賞」を受賞しデビュー。2021年...
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『化け者心中』(蝉谷めぐ実・角川文庫)
『化け者手本』(蝉谷めぐ実・KADOKAWA)
蝉谷めぐ実|時代小説ガイド
蝉谷めぐ実|せみたにめぐみ|時代小説・作家1992年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇映像コース専攻卒業。2020年、『化け者心中』で第11回小説野性時代新人賞を受賞し、作家デビュー。2021年、同作で第10回歴史時代小説作家協会新人賞、...
東京新聞掲載「推し時代小説」バックナンバー
東京新聞(中日新聞)読書欄「推し時代小説」コーナーの紹介東京新聞・土曜日(中日新聞は日曜日)の読書欄「推し時代小説」のコーナーを、細谷正充さん、内藤麻理子さんらと順番に担当しています。