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「2023年7月中旬の新刊(文庫)」をアップ

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『拙者、妹がおりまして(10)』|馳月基矢|双葉文庫

拙者、妹がおりまして(10)2023年7月11日から7月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年7月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今月の注目しているのは、双葉文庫から刊行される、馳月基矢(はせつきもとや)さんの青春時代小説シリーズの最新刊、『拙者、妹がおりまして(10)』です。

文庫の帯に「笑顔の大団円」「完結!」「感動の最終巻」という気になるフレーズが……。

勘定奉行の遠山景晋が敵対勢力の刺客に襲われ、その場にいた勇実が庇って負傷する。
床に臥せる勇実の看病を住み込みですると、関係がこじれたままの菊香が申し出る。
遠山は回復した勇実に湯島学問所の教授就任を打診する。将太が教える時も増え、手習所もひと区切りだ。
いつまでもこのままでいたいが、そういかないこともわかっている。勇実も龍治も、己の気持ちを固め、菊香や千紘の前で表明する。
若いけれども、若くない。道を選ぶ時が来た! 清々しい感動が待ち受ける、シリーズ最終巻!

(『拙者、妹がおりまして(10)』(双葉文庫)Amazonの内容紹介より)

本書は、文庫書き下ろしシリーズでは珍しい、青春時代小説もの。
毎回、捕物や痛快なチャンバラも織り交ぜながら、4人の男女(白瀧勇実、白瀧千紘、矢島龍治、亀岡菊香)の恋模様を描いて、後を引く面白さがあります。

さて、いかなる大団円を迎えるのか、ファンには気になる最終巻です。
そして、次回作の予告まで。
(本屋さんで本書を手に取って、裏面を確認してみてください)

文庫●2023年7月中旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2023年7月中旬の新刊(11日→20日) 2023年7月11日から7月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。...

■Amazon.co.jp
『拙者、妹がおりまして(1)』(馳月基矢・双葉文庫)
『拙者、妹がおりまして(10)』(馳月基矢・双葉文庫)

馳月基矢|時代小説ガイド
馳月基矢|はせつきもとや|時代小説・作家 1985年、長崎県五島列島生まれ。 京都大学文学部卒、同大学院修士課程修了。 2019年、小学館第1回日本おいしい小説大賞に、「ハツコイ・ウェーブ!」(氷月あや名義)で最終選考に残る。 2020年、...