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「2023年5月中旬の新刊(文庫)」をアップ

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『誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼』|田中啓文|講談社文庫

誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼2023年5月11日から5月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年5月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今月の注目しているのは、講談社文庫から刊行される、田中啓文さんの文庫書き下ろし時代小説、『誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼』です。

大坂夏の陣の終結から四十五年が経った万治三年六月、大坂城の焔硝倉に落雷し、大爆発が起こる。
城の修復中に地下へ続く豊臣時代の石段が見つかる。
暗闇の先には、豊臣秀頼と名乗る人物がいた。
恐ろしき姿となった秀頼は「千姫は大坂城で殺された」と驚くべき物語を話し始める。
書下ろし時代本格ミステリ。

(『誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼』(講談社文庫)Amazonの内容紹介より)

「まさしく豊臣秀頼こそが戦国乱世におけるシャーロック・ホームズだったのである。」という帯に書かれたキャッチと、「どうしてこんな作品を書いてしまったのか自分にもわからない。 田中啓文」という著者のコメントに、とてつもない作品の予感。

『そして誰もいなくなった』をオマージュした時代ミステリー『信長島の惨劇』を想起させる、田中啓文ワールドが堪能できそうな一冊です。

文庫●2023年5月中旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2023年5月中旬の新刊(11日→20日) 2023年5月11日から5月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。...

■Amazon.co.jp
『誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼』(田中啓文・講談社文庫)
『信長島の惨劇』(田中啓文・ハヤカワ時代ミステリ文庫)

田中啓文|時代小説ガイド
田中啓文|たなかひろふみ|時代小説・作家 1962年、大阪府生まれ。神戸大学卒業。 1993年、「凶の戦士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選。 2002年、『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門受賞。 2009年、『...