7月4日、「日本歴史時代作家協会」ブログにて、第11回日本歴史時代作家協会賞(主催:日本歴史時代作家協会)の各賞の候補作品が発表されました。
日本歴史時代作家協会は、歴史時代小説を書く作家、時代物イラストレーター、時代物記事を書くライター、研究者などが集う会です。
私、理流も、この度入会させていただき、賞の選考委員にも加えていただきました。
第11回日本歴史時代作家協会賞の各賞の候補作品は下記の通りです。
●文庫書き下ろし新人賞(デビューから3年以内の作家で、2021年6月から2022年5月刊行までの文庫書き下ろし作品が対象)
進藤玄洋さん 『鬼哭の剣』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)
筑前助広さん 『谷中の用心棒 萩尾大楽:阿芙蓉抜け荷始末』(アルファポリス文庫)
柳ヶ瀬文月さん 『お師匠様、出番です! からぬけ長屋落語人情噺』(ポプラ文庫)
●新人賞(デビューから3年以内の作家で、2021年6月から2022年5月刊行までの四六判作品が対象)
稲田幸久さん『駆ける 少年騎馬遊撃隊』(角川春樹事務所)
小栗さくらさん 『余烈』(講談社)
千葉ともこさん 『戴天』(文藝春秋)
夜弦雅也さん 『高望の大刀』(日本経済新聞出版)
●作品賞(2021年6月から2022年5月刊行までの刊行作品が対象)
矢野隆さん 『琉球建国記』(集英社文庫)22年4月
吉川永青さん 『高く翔べ 快商・紀伊国屋文左衛門』(中央公論新社)
●シリーズ賞(非公開審査)
●功労賞(非公開審査)
文庫書き下ろし新人賞には、初めてアルファポリス文庫の作品がノミネート。
新人賞候補には、王道の戦国もの、幕末を描いた短編集、中国歴史小説、平安ものと、バラエティ豊かな作品が揃いました。
作品賞候補は、2作ながらユニークな題材を取り上げた力作が並びました。
普段は外側から賞の行方を見守ることばかりですが、今回は選考会に参加できるので、今からワクワクしています。
選考会は※選考会は8月6日(土)に行われます。
選考委員長:三田誠広
選考委員:菊池仁、雨宮由希夫、理流、加藤淳
■Amazon.co.jp
『鬼哭の剣』(進藤玄洋・ハヤカワ時代ミステリ文庫)
『谷中の用心棒 萩尾大楽:阿芙蓉抜け荷始末』(筑前助広・アルファポリス文庫)
『お師匠様、出番です! からぬけ長屋落語人情噺』(柳ヶ瀬文月・ポプラ文庫)
『駆ける 少年騎馬遊撃隊』(稲田幸久・角川春樹事務所)
『余烈』(小栗さくら・講談社)
『戴天』(千葉ともこ・文藝春秋)
『高望の大刀』(夜弦雅也・日本経済新聞出版)
『琉球建国記』(矢野隆・集英社文庫)
『高く翔べ 快商・紀伊国屋文左衛門』(吉川永青・中央公論新社)
出典