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「無茶の勘兵衛日月録」シリーズの作家・浅黄斑さん、死去

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山峡の城 無茶の勘兵衛日月録時代小説「無茶の勘兵衛日月録」シリーズなどで知られる、作家の浅黄斑(あさぎまだら)さんが、9月5日に死亡していたことが9月12日に東京新聞のWebサイトで報道されました。74歳でした。

神戸市生まれの浅黄さんは関西大卒業後、会社員を経て作家デビュー。1992年に『雨中の客』で第14回小説推理新人賞、1995年に『死んだ息子の定期券』『海豹亭の客』で第4回日本文芸家クラブ大賞を受賞しました。

後に時代小説に転じ、『芭蕉隠密伝 執心浅からず』(ハルキ文庫)、文庫書き下ろし「無茶の勘兵衛日月録」シリーズ(二見書房時代文庫)などを手掛けられました。

「無茶の勘兵衛日月録」は、越前大野藩松平家の藩士の子に生まれた若者、「無茶勘」こと落合勘兵衛が、藩政に翻弄されながらも成長していく、痛快時代小説シリーズです。

謹んで故人のご冥福をお祈りします。

→おくやみ:浅黄斑さん 作家|東京新聞 TOKYO Web

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『山峡の城 無茶の勘兵衛日月録』(二見時代小説文庫)
『芭蕉隠密伝―執心浅からず』(ハルキ文庫)

浅黄斑|時代小説ガイド
浅黄斑|あさぎまだら|時代小説・作家 1946年-2020年9月。神戸市生まれ。 関西大学工学部機械科卒業。会社員を経て作家デビュー。 1992年、『雨中の客』で第14回小説推理新人賞を受賞。 1995年、『死んだ息子の定期券』『海豹亭の客...