7月30日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞が決定し発表されました。
受賞作(太字)と候補作は、以下の通りです。
●新人賞
坂上泉さん 『へぼ侍』(文藝春秋)
加納則章さん 『明治零年 サムライたちの天命』(エイチアンドアイ)
杉山大二郎さん 『嵐を呼ぶ男!』(徳間書店)
佐藤雫さん 『言の葉は、残りて』(集英社)
夏山かほるさん 『新・紫式部日記』(日本経済新聞出版社)
●文庫書き下ろし新人賞
馳月基矢さん 『姉上は麗しの名医』(小学館時代小説文庫)
稲田和浩さん 『女の厄払い 千住のおひろ花便り』(祥伝社文庫)
●文庫書き下ろしシリーズ賞
稲葉稔さん 「隠密船頭」シリーズ 光文社時代小説文庫
「浪人奉行」シリーズ 双葉文庫
神楽坂淳さん 「うちの旦那が甘ちゃんで」シリーズ 講談社文庫
●作品賞
木下昌輝さん 『まむし三代記』(朝日新聞出版)
赤神諒さん 『空貝 村上水軍の神姫』(講談社)
平谷美樹さん 『大一揆』(角川書店)
村木嵐さん 『天下取』(光文社)
●功労賞
浅田次郎さん
●慰労賞
誉田龍一さん これまでの活躍を顕彰し、哀悼の意を捧げたい。
今年3月9日に逝去された誉田さんが「慰労賞」に選ばれました。
もう新作が読めなくなったのだなあという淋しい思いと素敵な作品に対する感謝、ご冥福をお祈りする気持ちでいっぱいになりました。
★選評が掲載されました(2020.10.04追記)
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『へぼ侍』(坂上泉・文藝春秋)
『姉上は麗しの名医』(馳月基矢・小学館時代小説文庫)
『まむし三代記』(木下昌輝・朝日新聞出版)
『隠密船頭』(稲葉稔・光文社時代小説文庫)
『浪人奉行 一ノ巻』(稲葉稔・双葉文庫)
『うちの旦那が甘ちゃんで』(神楽坂淳・講談社文庫)
『流人道中記(上)』(浅田次郎・中央公論新社)
『よろず屋お市 深川事件帖』(誉田龍一・ハヤカワ時代ミステリ文庫)
出典: