6月25日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞の候補作品が発表されました。
日本歴史時代作家協会は、歴史時代小説を書く作家、時代物イラストレーター、時代物記事を書くライター、研究者などが集う会です。
2019年6月から2020年5月までの作品を対象に候補作品が選ばれました。
発表された候補作は、以下の通りです。
●新人賞
加納則章さん『明治零年 サムライたちの天命』(エイチアンドアイ)
坂上泉さん 『へぼ侍』(文藝春秋)
杉山大二郎さん 『嵐を呼ぶ男!』(徳間書店)
佐藤雫さん 『言の葉は、残りて』(集英社)
夏山かほるさん 『新・紫式部日記』(日本経済新聞出版社)
●文庫書き下ろし新人賞
稲田和浩さん 『女の厄払い 千住のおひろ花便り』(祥伝社文庫)
馳月基矢さん 『姉上は麗しの名医』(小学館時代小説文庫)
●作品賞
赤神諒さん 『空貝 村上水軍の神姫』(講談社)
木下昌輝さん 『まむし三代記』(朝日新聞出版)
平谷美樹さん 『大一揆』(角川書店)
村木嵐さん 『天下取』(光文社)
選考会は2020年7月28日に行われ、授賞式が9月18日(金)に予定されています。
歴史・時代小説のプロたちが選ぶ、候補作品を見て、既に読んで納得のものもあれば、気になりながらも読み逃しているものもありました。
受賞作品を予想しながら、未読の作品をこの機会に読んでみたいと思います。
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『明治零年 サムライたちの天命』(加納則章・エイチアンドアイ)
『へぼ侍』(坂上泉・文藝春秋)
『嵐を呼ぶ男!』(杉山大二郎・徳間書店)
『言の葉は、残りて』(佐藤雫・集英社)
『新・紫式部日記』(夏山かほる・日本経済新聞出版社)
『女の厄払い 千住のおひろ花便り』(稲田和浩・祥伝社文庫)
『姉上は麗しの名医』(馳月基矢・小学館時代小説文庫)
『空貝 村上水軍の神姫』(赤神諒・講談社)
『まむし三代記』(木下昌輝・朝日新聞出版)
『大一揆』(平谷美樹・KADOKAWA)
『天下取』(村木嵐・光文社)