キネマ旬報社より『映画・ドラマ・小説で楽しむ 時代劇』が発売になった。「武士の家計簿」や「最後の忠臣蔵」など、話題の時代劇映画が公開され、来年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の放映が間近で、時代劇が旬のこの時期にピッタリの本。
特集は、役所広司さん、佐藤浩市さん、桜庭ななみさん、堺雅人さん、上野樹里さんのインタビューを交えて、2011年に観るべき最新時代劇の紹介。「のぼうの城」の忍城周辺やお江ゆかりの滋賀など時代劇ヒーローにゆかりの地や「桜田門外ノ変」のロケ地セット、全国映画村&ロケ地ガイドなど、誌面を見ていると行ってみたくなる。
「小説・マンガ・ゲームから楽しむ時代劇」のパートでは、時代劇が好きになる、おすすめの時代小説、時代劇コミックス、歴史ゲームなどをたっぷりと紹介している。
私も「キーワード別時代小説」のコーナーでおすすめの時代小説を8ジャンル×4作品=32作品紹介させていただいた。
そのほかにも、「一からわかる時代劇入門」では、時代劇を観るうえで知っておくと便利なルールを図解している。また、「時代劇の人物図鑑」では、ペリー荻野さんが信長、秀吉、家康をはじめ、歴史上おなじみの人物とそれぞれが登場するおすすめの時代劇を紹介している。必読だ。
A4判でオールカラーで、見ごたえたっぷり、年末年始の茶の間にどうぞ。
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