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戦国のニューヒーロー、秋田の智将、安東愛季を描いた長編小説

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斗星、北天にあり鳴神響一(なるかみきょういち)さんの歴史時代小説、『斗星、北天にあり』(徳間書店)を入手しました。ハードカバーです。

本書は、著者初の戦国物です。
安東愛季という、これまで戦国小説ではあまり取り上げられてこなかった武将を取り上げています。
(私も今回初めて知りました)

安東愛季(あんどうちかすえ)は、戦国期に出羽国で覇を唱えて、東北最大の湊を造り、現在の秋田県の礎を築いた武将です。

かつて東北有数の湊であった能代湊に佇む安東家八代当主愛季。その目の前を交易船が素通りしていく。「もう一度東北最大の湊を造り、民のためにこの地を富ます!」。滾る思いを胸に「載舟覆舟」の国造りが始まる。安東家を統一し、東北最大の湊を造り、蝦夷を治め、信長・秀吉とも誼を通じた男の野望、葛藤、そして恋!秋田の礎を築いた智将、安東愛季に迫る歴史巨編。
(「BOOK」データベースより)

「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された、安東愛季という戦国のニューヒーローのことを知り、北の国のロマンに思いを馳せたい思います。

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『斗星、北天にあり』(鳴神響一・徳間書店)