両国橋が架けられたのは、万治二年(1659)年、明暦三年(1657)に起こった「明暦の大火(振袖火事)」で、隅田川に架かる橋が少なかったために、逃げ遅れて多くの死者が出たのが、両国橋が架けられることになったきっかけであることはよく知られた話。山本周五郎さんの『柳橋物語』が思い出される。
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1963/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
両国橋の東側、今の両国(江戸時代の本所)を抱える墨田区は、街歩きなど、「両国橋」架橋350年の記念イベントをいろいろと企画している。この界隈は、吉良邸や勝海舟の生誕地、葛飾北斎の生誕地、鬼平の舞台など、江戸好きにはこたえられないポイントがいっぱい。このイベントについてもっと知りたい人は、公式ガイドブックがネットで閲覧できる。
デジタルガイドブック
http://www.kanko-sumida.com/ryougoku/catalog/index.html