2019年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年4月の新刊 中」を掲載しました。
今回はハルキ文庫から刊行される、今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『秋暮の五人 くらまし屋稼業』をとり上げてみました。
平九郎たち「くらまし屋」の面々が痛快な活躍を見せるエンターテイメント時代小説シリーズ第4弾です。
八朔の日、亥の刻。芝湊町の土蔵に、見知らぬ者の文で呼び出された男たちが、密かに集まってきた。骨董商の仁吉、役者の銀蔵、寄木細工職人の和太郎、浪人の右近、板前の壱助。文の差出人は果たして誰なのか?
五人が呼び出された真の理由とは?
一方、虚の一味、初谷男吏と榊惣一郎は仕事をしくじり、高尾山から江戸市中に戻ってきた。めくるめく展開に一瞬も目が離せない。まさかのラストに、驚愕すること間違いなし。最強の決闘あり、ミステリーあり、人情あり……
無敵のエンターテインメント時代小説、熱望の書き下ろし第四弾。
(Amazonの紹介文より)
あらゆる流派の剣を再現する平九郎、超絶的なくらまし計画を立案する七瀬、変装の名人赤也といった「くらまし屋」に加えて、謎の集団「虚」の一味の男吏と惣一郎といったキャラクターが立った登場人物たちが織り成すエンターテインメント性いっぱいのストーリー展開が大きな魅力です。
今回は、さらに5人のひと癖も二癖もありそうな男たちが登場することで、何が起こるか予測不可能な設定で、ワクワク感が止まりません。
■Amazon.co.jp
『くらまし屋稼業』(今村翔吾・ハルキ文庫)(第1作)
『春はまだか くらまし屋稼業』(今村翔吾・ハルキ文庫)(第2作)
『夏の戻り船 くらまし屋稼業』(今村翔吾・ハルキ文庫)(第3作)
『秋暮の五人 くらまし屋稼業』(今村翔吾・ハルキ文庫)(第4作)