2018年1月11日から1月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年1月の新刊 中」を掲載しました。
今回注目しているのが、光文社文庫。
上田秀人さんの『旅発 聡四郎巡検譚』が楽しみです。著者の新シリーズがスタートします。
将軍徳川吉宗の大奥改革もとりあえず一幕が終わり、竹姫付きの御広敷用人の任を解かれた旗本・水城聡四郎。寄合となり、静かな毎日を送っていたが、主要街道を見て回る「道中奉行副役」に命じられ、まずは東海道へ…。
主人公は、これまでの「勘定吟味役異聞」「御広敷用人大奥記録」シリーズと同じ水城聡四郎です。
前シリーズで、吉宗の想い人である竹姫付きの用人を解かれた聡四郎が、今度は、主要街道を見て回る「道中奉行副役」を命じられます。自らの剣の修行を兼ねて全国を行脚する聡四郎の前に、あらたな敵が登場します。
江戸を離れて東海道を旅して活躍し、しかもチャンバラシーンも多くなりそうで、ワクワクします。
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『旅発 聡四郎巡検譚』(上田秀人・光文社文庫)
『女の陥穽 御広敷用人大奥記録』(上田秀人・光文社文庫)
『破斬 勘定吟味役異聞』(上田秀人・光文社文庫)