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『文蔵 2016.8』のブックガイドは、小説で感じる旅気分!

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『文蔵 2016.8』『文蔵 2016.8』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、新たな世界との出会いがそこにある 小説で感じる旅気分! です。

夏になると、暑くて疲労が溜まりやすく、日常から離れてリフレッシュしたくなるせいか、旅行に行きたくなります。夏休みやお盆もあって(今年からは山の日の祝日も)、休みを取るには格好のシーズンです。とはいえ、仕事があったり家の事情で誰もが旅に出られるわけではないですね。読書なら、想像力があればどこへでも旅ができます。

今月号のブックガイドは、All Aboutの「書籍・雑誌」のガイドで、書評家、ライターとして活躍されている石井千湖(いしいちこ)さんが、「記憶に刻み込まれる旅」「自分のルーツをさかのぼる旅」「未知の世界に遭遇する旅」という3つのテーマから9つの小説を紹介しています。

時代小説で旅気分を楽しむなら、伊勢参りの旅を描いた、朝井まかてさんの『ぬけまいる』や平岩弓枝さんの『新・御宿かわせみ お伊勢まいり』、親分衆を駿河国久能山を連れていく「ツアーコンダクター」を描く、山本一力さんの『峠越え』は、いかがでしょうか。なんだか、本当に旅に出たくなりました。

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『文蔵 2016.8』(PHP文芸文庫)

『ぬけまいる』(朝井まかて・講談社文庫)
『新・御宿かわせみ お伊勢まいり』(平岩弓枝・文藝春秋)
『峠越え』(山本一力・PHP文庫)

⇒『文蔵』ホームページ