先日、「上橋菜穂子と〈精霊の守り人〉展」を開催している、世田谷文学館を訪れた際に、『増補改訂版 全国文学館ガイド』を入手しました。
全国の文学館91館を紹介する公式ガイド。エリア別に主要な文学館の紹介および館にまつわる著名人のエッセイを見開きで掲載しています。
旅先で文学館や歴史資料館を訪れることが多いので、「所を持って旅に出よう 文学がより面白くなる」というキャッチが帯に書かれたこの本を見つけて、思わず手に取りました。
パラパラと見ると、古河文学館、前橋文学館、徳富蘆花記念文学館、軽井沢高原文庫、小諸市立藤村記念館、池波正太郎真田太平記館、司馬遼太郎記念館など、これまでに旅行で訪れた文学館がカラー見開きページで紹介されていて、旅の思い出とともに記憶がよみがえりました。
巻末には、全国660あまりに及ぶ、文学館一覧が付いています。文学者別の50音インデックスも掲載されているので、興味のある作家について詳しく調べたいときにも役立ちます。
ガイドブックは2013年1月の刊行で、その時点から情報のアップデートはされていないので、実際に訪問する際は、必ず、当該文学館のサイトで最新情報を確認することをおすすめします。
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『増補改訂版 全国文学館ガイド』
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