1月19日(火)、第154回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の受賞作が決定しました。青山文平さんの『つまをめとらば』(文藝春秋)が受賞しました。
『つまをめとらば』は、太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たちを描いた武家小説集。「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」の6編を収録しています。
青山さんは、『鬼はもとより』で第152回の候補になり、今回2度目のノミネートでの受賞になります。
時代小説では、ほかに梶よう子さんが『ヨイ豊』(講談社)でノミネートされておりましたが、受賞を逃しました。
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『つまをめとらば』
『鬼はもとより』(文藝春秋)
『ヨイ豊』
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