植松三十里さんの『繭と絆 富岡製糸場ものがたり』が文藝春秋より刊行されました。
世界遺産の富岡製糸場の初代場長を引き受けた尾高惇忠(おだかじゅんちゅう)と、その娘で、十四歳で富岡製糸場に工女として入所する勇(ゆう)。明治日本の未来を切り開いた父と娘の絆をドラマチックに描く時代小説です。
富岡製糸場の成立秘話と開場当時の様子、日本で初めての工女となった尾高勇の青春。明治日本の懐かしくて美しい光景が目の前に浮かび、読むのが楽しみな一冊。
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『繭と絆 富岡製糸場ものがたり』