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江戸少女小説「おいち不思議がたり」シリーズ、待望の第3弾

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闇に咲く おいち不思議がたりあさのあつこさんの、『闇に咲く おいち不思議がたり』がPHP研究所から刊行されました。
『おいち不思議がたり』『桜舞う』に続く、人気の時代ミステリーシリーズの第3弾です。

この世に思いを残して死んだ人の姿が見えるという不思議な能力をもつ娘、おいち。深川の菖蒲長屋で、医師の父の手伝いをして患者に分け隔てなく接する日々を送っていた。
ある日、おいちのもとに、商家の若旦那だという男がやってくる。男は血の臭いを漂わせ、亡き姉の影に怯えて、おいちに救いをもとめてきたのだ。
同じころ、深川では夜鷹が頻発していた。腹を一文字に裂かれるという猟奇的な殺し方で、おいちは岡っ引・仙五朗と力をあわせて下手人探しを始めるが……。

謎に満ちたストーリー展開とともに、悩みながら成長していく等身大の若者たちを描き続ける、あさのあつこさんらしい、江戸「少女」小説が楽しめそうです。

★お詫びと訂正
記事内の書影およびアイキャッチ画像が、更新時の確認不足により、「おいち不思議がたり」シリーズ第4弾の『火花散る』となっていました。誤った紹介になっていたことをお詫びいたします。(2019/9/23)

→闇に咲く おいち不思議がたり|PHP研究所