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『文蔵2024.9』特集は、令和の新感覚ホラー小説

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『文蔵2024.9』|PHP文芸文庫

『文蔵2024.9』『文蔵2024.9』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、未体験の恐怖に身を委ねよう 令和の新感覚ホラー小説 です。

ブックガイドでは、怪奇幻想ライターで書評家の朝宮運河さんが、新時代の“恐怖”を知るための13冊を紹介されています。

記事によると、ホラー小説を対象としたランキング本『このホラーがすごい! 2024年版』が2024年6月に発売され、多くの媒体でホラー特集が組まれ、新進作家や他ジャンルで活躍されている作家が、新たなブームのけん引役となっていると言います。

「この時代小説がすごい!」が2021年12月刊行の2022年度版を最後に出ていないことを考えると、うらやましいばかりです。

13冊の本と著者の紹介の仕方が、最近の傾向と著者の特長を交えて、コンパクトにまとめられていて、ホラー門外漢の私にもわかりやすいものになっていました。

とくに北沢陶さんの『をんごく』は、第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞大賞、読者賞、カクヨム賞の三冠受賞作で、大正時代末期の大阪・船場が舞台ということで、時代小説の領域の作品とも言えるので、ぜひ読んでみたいと思いました。

文蔵

★2024/10/12追記
新刊時に紹介を失念していました。本日、公開します。
遅くなってすみません。

■今回取り上げた本



「文蔵」編集部|バックナンバーガイド
「文蔵」編集部|ぶんぞうへんしゅうぶ PHP研究所が発行する、文庫版サイズの月刊の文芸誌。 創刊号は2005年10月号。 時代小説SHOW 投稿記事 『文蔵 2018.11』の特集は、初めて読む時代小説 2018年10月17日 『文蔵 20...