シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

「時代小説●2024年8月中旬の新刊情報(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『幕府密命弁財船・疾渡丸(一) 那珂湊 船出の刻』|早川隆|中公文庫

幕府密命弁財船・疾渡丸(一) 那珂湊 船出の刻・下2024年8月11日から8月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年8月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、早川隆さんの時代小説、『幕府密命弁財船・疾渡丸(一) 那珂湊 船出の刻』に注目しています。
著者は、2020年「礫」でアルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞受賞。2022年、同作を改題した『敵は家康』でデビューした新進気鋭の歴史時代作家です。

時は慶安。海運の活性化により日本の経済は発展を遂げる一方、各地の湊では犯罪や謀反の兆しが見られるようになる。その最中、水戸藩那珂湊で密かに造られる弁財船、名を疾渡丸(はやとまる)。この船には商船のふりをして諸国を旅しながら、湊の平和を守る密命が幕府より下されていた――!

(『幕府密命弁財船・疾渡丸(一) 那珂湊 船出の刻』(中公文庫)Amazonの紹介より)

刊行に先立ち、以下の推薦コメントを寄せました。

江戸・慶安を舞台に、幕府密命船・疾渡丸(はやとまる)の世直し道中を描いた痛快時代活劇です。
船乗りだった亡き父に憧れ、幕府の船に乗った孤児鉄平を中心に、経験豊富な船長虎之介、副船長で幕府の隠密仁平ら個性的な船乗りたちが、各地の湊にはびこる悪を懲らしめます。
第1巻では、那珂湊と調子湊の二話を収録しています。

密命を帯びた幕府隠密船が諸国の湊を巡る、痛快時代エンタメ。
謎解きと冒険、人情と悪党退治の旅に心が躍った。
注目の時代小説家の堂々たる船出だ。

理流(時代小説SHOW管理人)

時代小説●2024年8月中旬の新刊情報(文庫)
時代小説●文庫新刊情報|2024年8月中旬の新刊(11日→20日) 2024年8月11日から8月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。...

■今回ご紹介した本


早川隆|時代小説ガイド
早川隆|はやかわたかし|時代小説・作家 広島県出身。 2019年より、Webサイト「アルファポリス」で執筆活動開始。 2020年、「礫」でアルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞受賞。 2022年、「礫」を改題した『敵は家康』で紙書籍デ...