『文蔵2024.3』|PHP文芸文庫
『文蔵2024.3』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、時にミステリアスなのも魅力!? とにかくかわいい「猫小説」 です。
突然甘えてきたり、ふいに気まぐれになったり、猫は、人間から見るとミステリアスな存在。小説の世界でも人間たちと関わり合いながら、自由自在に活躍しています。
今月は、古典から感動作、ミステリーまで、愛すべき「猫小説」を特集しています。
インタビューは、『猫を処方いたします。』で第11回京都本大賞を受賞した石田祥さんと、「伝言猫」シリーズで注目される標野凪さん。
ライターで書評家の瀧井朝世さんが、猫が印象的な作品を20点紹介します。残念ながら、時代小説はありませんが、ちょっと気になる小説ばかりです。
文蔵
月刊文芸文庫「文蔵」のウェブサイト「WEB文蔵」を久しぶりにのぞいてみました。
海堂尊(かいどうたける)さんの『西鵬東鷲―洪庵と泰然』の連載が掲載されていました。
天然痘と戦った緒方洪庵と病院兼蘭医学塾「佐倉順天堂」を開設した佐藤泰然、二人の医の巨人を描いた歴史小説。
読み始めたら、面白くて途中で止められなくなりました。
■今回取り上げた本
「文蔵」編集部|バックナンバーガイド
「文蔵」編集部|ぶんぞうへんしゅうぶPHP研究所が発行する、文庫版サイズの月刊の文芸誌。創刊号は2005年10月号。時代小説SHOW 投稿記事『文蔵 2018.11』の特集は、初めて読む時代小説 2018年10月17日『文蔵 2018.10...