「2024年1月中旬の新刊（文庫）」をアップ

2024年1月11日から1月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年1月中旬の新刊（文庫）」を掲載しました。

今回、注目の作品は、吉森大祐（よしもりだいすけ）さんの連作時代小説、『蔦重』です。

喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴……
鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たち。
江戸の精華として誰もが知る彼らの人生の栄光と悲哀を描いた、連作短編集。
（『蔦重』（講談社文庫）Amazonの内容紹介より）

2025年のNHK大河ドラマは、「べらぼう蔦重栄華乃夢噺（つたじゅうえいがのゆめばなし）」で、出版プロデューサーとして時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描きます。
時代小説にもたびたび描かれる人物が、映像でどのように描かれていくのか興味津々です。

本書は、蔦重が発掘して世に送り出した絵師や戯作者を通して、蔦重を描いていく連作短編集。どこよりも早い、蔦重小説の新作です。

■今回ご紹介した本

講談社

￥781（2024/11/22 00:00時点）