お悔やみ 『後宮小説』『陋巷に在り』の作家酒見賢一さん死去、59歳 1989年に、『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し作家デビューをした、酒見賢一(さけみけんいち)さんが2023年11月7日、呼吸不全のため死去されました。59歳でした。『後宮小説』は、今や一大ジャンルとなった後宮小説の先駆... 2023.11.16 お悔やみ中国中国史
市井人情 芝居にすべてを捧げる、裏方と役者たちの江戸の青春群像小説 『螢と鶯 鳴神黒衣後見録』|佐倉ユミ|祥伝社文庫佐倉ユミさんの文庫書き下ろし時代小説、『螢と鶯 鳴神黒衣後見録(なるかみくろごこうけんろく)』(祥伝社文庫)は、江戸三座に追いつこうと意気込む鳴神座を舞台に、芝居にすべてを捧げる若手役者と裏方... 2023.11.14 市井人情文庫江戸注目芸道青春
お気に入り 男衆に殴る蹴るされて、理不尽に入牢させられた女の願いとは 『藍染袴お匙帖 雨のあと』|藤原緋沙子|双葉文庫藤原緋沙子さんの文庫書き下ろし時代小説、『藍染袴お匙帖 雨のあと』(双葉文庫)は、藍染橋の袂で治療院を営む女医の桂千鶴が、治療のかたわら難事件に挑む、「藍染袴お匙帖」シリーズの第14巻です。文... 2023.11.12 お気に入り医療女性市井人情文庫江戸痛快
単行本 荷を乗せた船が消え、おちやは連れ戻され…。遠野屋に危難が 『野火、奔る』|あさのあつこ|光文社あさのあつこさんの『乱鴉の空』の文庫解説の執筆を機に、「弥勒」シリーズを第1巻から読み直し、その面白さにすっかりはまりました。最新刊の『野火、奔る(のび、はしる)』(光文社)が刊行されたので、紹介します。... 2023.11.12 単行本市井人情捕物江戸注目経済青春
幕末維新 「2023年11月中旬の新刊(文庫)」をアップ 『幕末紀 宇和島銃士伝』|柴田哲孝|光文社文庫2023年11月11日から11月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「文庫●2023年11月中旬の新刊」を掲載しました。今月注目しているのは、光文社文庫から刊行される、柴田哲孝... 2023.11.10 幕末維新文庫武家注目