2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2023年1月下旬の新刊(文庫)」をアップ

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『ほたる茶屋 千成屋お吟』|藤原緋沙子|角川文庫

ほたる茶屋 千成屋お吟2023年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年1月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今回は、角川文庫から刊行される、文庫書き下ろし時代小説藤原緋沙子さんの『ほたる茶屋 千成屋お吟』を取り上げます。

日本橋で御府内のよろず相談を引き受ける『千成屋』の女将・お吟は、会津から来た客を伴い「ほたる茶屋」にやってきた。ところが、茶屋の女将のおふさと幸助と呼ばれる店の若い衆の、ただごとではない会話が聞こえてきた。幸助が突然店を辞めさせてくれというのだ。おふさは、前科持ちだった幸助を店に受け入れ、家族のように接してきたというが……。(「ほたる茶屋」より) 人と人の想いを繋ぐ、感動の江戸時代小説。新シリーズ、第一弾。

(『ほたる茶屋 千成屋お吟』(角川文庫)Amazonの内容紹介より)

江戸人々の想いをつなぐ、人情味あふれる時代小説シリーズを数多く紡いできた著者の新しいシリーズ。
よろず御用承り所『千成屋』の女将お吟は、悩みを抱える人々に今日も寄り添います。
蓬田やすひろさんの装画も情感豊かに、藤原ワールドの世界観を表しています。

著者の人情時代小説シリーズをこれから読み始める方には、「隅田川御用帳」「橋廻り同心・平七郎控」「藍染袴お匙帖シリーズ」「浄瑠璃長屋春秋記」といった代表シリーズから1編ずつを収録した『江戸のかほり 藤原緋沙子傑作選』もおすすめします。

文庫●2023年1月下旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2023年1月下旬の新刊(21日→月末) 2023年1月21日から1月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。 新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。 →新刊情報リス...

■Amazon.co.jp
『ほたる茶屋 千成屋お吟』(藤原緋沙子・角川文庫)(第1作)
『菜の花の道 千成屋お吟』(藤原緋沙子・KADOKAWA)(第2作)
『江戸のかほり 藤原緋沙子傑作選』(藤原緋沙子・光文社文庫)

藤原緋沙子|時代小説ガイド
藤原緋沙子|ふじわらひさこ|時代小説・作家 高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。 小松左京主宰「創翔塾」出身。脚本家を経て時代小説家に。 2013年、「隅田川御用帳」シリーズで、第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。 時代小説S...