『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』|朝井まかて、諸田玲子、澤田瞳子、武川佑、 葉室麟 |KADOKAWA
2022年11月1日から11月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年11月の新刊(単行本)」を掲載しました。
今月は、KADOKAWAから刊行される、朝井まかてさん、諸田玲子さん、澤田瞳子さん、武川佑さん、葉室麟さんらが鎌倉殿の時代を鮮やかに描いた競作集、『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』を紹介します。
2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集! 義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。
(『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』Amazon内容紹介より)
NHK大河ドラマの『鎌倉殿の13人』も大好評のうちに終盤にさしかかり、どのような結末が用意されているのか、大いに気になるところです。
本書は、ドラマで鎌倉時代の虜になった人たちが楽しめる、歴史小説のアンソロジーです。今を代表する作家たちの粒ぞろいの傑作が楽しめます。
●収録作
「恋ぞ荒ぶる」朝井まかて
「人も愛し」諸田玲子
「さくり姫」澤田瞳子
「誰が悪」武川佑
「女人入眼」葉室麟
鎌倉時代が楽しめる歴史時代小説アンソロジーは、ほかにも以下の本があります。
いずれも文庫本で手軽に読めて、ドラマが終わるまでに、読んでみることもおすすめです。
『傑作! 名手たちが描いた小説・鎌倉殿の世界』
『鎌倉燃ゆ 歴史小説傑作選』
『鎌倉殿争乱』
『読んで旅する鎌倉時代』
■Amazon.co.jp
『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(朝井まかて、諸田玲子、澤田瞳子、武川佑、 葉室麟・KADOKAWA)
『傑作! 名手たちが描いた小説・鎌倉殿の世界』(安部龍太郎、山本周五郎、岡本綺堂、火坂雅志、永井路子、坂口安吾・宝島社文庫)
『鎌倉燃ゆ 歴史小説傑作選』(細谷正充編・安部龍太郎、谷津矢車、秋山香乃、滝口康彦、吉川永青、高橋直樹、矢野隆・PHP文芸文庫)
『鎌倉殿争乱』(菊池仁編・安西篤子、内村幹子、桜田晋也、篠綾子、高橋直樹、新田次郎・光文社文庫)
『読んで旅する鎌倉時代』(高田崇史、赤神諒、阿部暁子、天野純希、小栗さくら、近衛龍春、鈴木英治、砂原浩太朗、 武内涼、鳴神響一 、松下隆一、矢野隆、吉森大祐・光文社文庫)