『オール讀物 2022年11月号』|文藝春秋
文芸雑誌、『オール讀物 2022年11月号』(文藝春秋)が届きました。
12月17日(土)に開催される、オンライン講座の「オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道~歴史時代小説書き方講座~ 」を申し込み、『オール讀物 2022年11月号』は、その特典(?)で付いていたものです。
SNSにより、新進作家たちの活躍ぶりや動向から目が離せなくなり、新進作家のプロモーションに興味があって、このオンライン講座に申し込みました。
第98回オール讀物新人賞最終候補を経て、第27回松本清張賞を受賞して『震雷の人』でデビューし、2作目の『戴天』で第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した千葉ともこさんが講師をつとめられます。
「自分に合った設定やテーマの選び方」や「プロットの立て方(短編と長編の違い)」「小説の仕上げ方と推敲作業のポイント」など、興味深いお話がたっぷりと聞けそうで、大いに楽しみです。
また、オール讀物新人賞受賞者で2022年11月に単行本デビューが決まっている、第99回の由原かのんさんと第100回の高瀬乃一さんが、新人賞の受賞から、単行本デビューまでの道のりと作品の読みどころをお話しされます。作品とともにこちらも気になります。
『オール讀物 2022年11月号』には、第102回「オール讀物新人賞」を、史上最年少の19歳で受賞した、注目の新人米原信さんの「盟(かみかけて)信(しん)が大切」が掲載されています。
歴史時代小説の新しい動きに刮目しています。
オール讀物 2022年11月号
文藝春秋
2022年11月1日発行
表紙絵:蓬田やすひろ「おてつだい」
表紙デザイン:野中深雪
●目次より抜粋
「小説家」になる!
102回「オール讀物新人賞」決定・発表
史上最年少!19歳の現役大学生が受賞!
◎受賞作:「盟(かみかけて)信(しん)が大切」 米原信
◎選評:安部龍太郎/門井慶喜/畠中恵
〈スペシャル対談〉
逢坂冬馬(第9回高校生直木賞)×佐藤究(第163回直木賞)
「物語」が生まれる場」
〈歴代受賞者読切競作〉
赤川次郎 お化け屋敷に雪が降る <幽霊列車>
石田衣良 大塚ウヰスキーバブル <IWGP19スタート〉
山本一力 固結び <損料屋喜八郎始末控え>
坂井希久子 五色の縁 <江戸彩り見立て帖>
門井慶喜 ペン部隊 <文藝春秋100周年企画 菊地寛評伝小説>
〈グラビア 注目の新人賞作家たち2022〉
天城光琴/荒木あかね/宇野碧/君嶋彼方/新名智
〈オール讀物新人賞作家の単行本への道〉
由原かのん/高瀬乃一
本文374ページ
■Amazon.co.jp
『オール讀物 2022年11月号』(文藝春秋)
『戴天』(千葉ともこ・文藝春秋)
『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』(由原かのん・文藝春秋)
『貸本屋おせん』(高瀬乃一・文藝春秋)