文藝春秋の「本の話」サイトで、10月28日(金)、「第12回本屋が選ぶ時代小説大賞」の受賞作が発表されました。今年は、木下昌輝さんの『孤剣の涯て(こけんのはて)』(文藝春秋)が大賞に選ばれました。
大賞受賞おめでとうございます!
第12回「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞作決定のお知らせ | 「オール讀物」編集部 | ニュース
第12回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会は、10月28日16:00より文藝春秋本館にて行われ、『孤剣の涯て』(文藝春秋)木下昌輝の受賞が決定しました。『孤剣(こけん)の涯(は)て』(文藝春秋)木下昌輝…
同賞は、文藝春秋の「オール讀物」編集部が主催する文学賞です。
過去1年間に刊行された時代小説の中から、文芸評論家が候補作を選出し、その後書店員等から構成される選考委員により大賞が選出されるという形式で受賞作が決まります。
本書は、決戦間近の大坂の陣の頃、剣豪・宮本武蔵は徳川方からある呪詛をめぐる探索の依頼を受けて、従者とともに真相を探り出そうとする、ミステリー剣豪小説です。
「オール讀物」2022年12月号(11月22日発売)に、選考の詳細が掲載されるそう。
本の目利きの書店員の選考委員たちが、本書をどのようにとらえて、その魅力を伝えているのか、興味深いです。
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『孤剣の涯て』(木下昌輝・文藝春秋)
木下昌輝|時代小説ガイド
木下昌輝|きのしたまさき|時代小説・作家 1974年、奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。 ハウスメーカー勤務後、フリーライターを経て、2012年、「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞受賞。 2014年、同作品で152回直木賞候補、2...