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第167回直木賞は、窪美澄さんの『夜に星を放つ』が受賞

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『夜に星を放つ』第167回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2022年7月20日(水)に開催され、候補作5作品の中から窪美澄さんの『夜に星を放つ』が受賞作に決まりました。
窪さんは、3回目のノミネートでの受賞です。受賞おめでとうございます!

コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。
(Amazonの内容紹介より)

過去最高の感染者を記録した日に選ばれた、コロナ禍の今を映した作品集。

歴史時代小説作品でノミネートしていた、永井紗耶子さんの『女人入眼(にょにんじゅげん)』(中央公論新社)は、残念ながら受賞を逃しました。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代を描いた、この作品は、源頼朝と北条政子の長女、大姫の薄幸の生涯に光を当てた歴史時代小説で、読み応えのある作品です。

入内をめぐる京と鎌倉の駆け引き、政子と大姫の相克を描く
『女人入眼』|永井紗耶子|中央公論新社 永井紗耶子(ながいさやこ)さんの長編歴史時代小説、『女人入眼(にょにんじゅげん)』(中央公論新社)を紹介します。 2010年、時代ミステリー『絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎』で第11回小学館文庫小説賞...

出典:文藝春秋 直木賞最新情報より

公益財団法人日本文学振興会
直木三十五賞の最新情報ページです

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『夜に星を放つ』(窪美澄・文藝春秋)
『女人入眼』(永井紗耶子・中央公論新社)