2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2022年2月上旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『三河雑兵心得(8) 小牧長久手仁義』|井原忠政|双葉文庫

三河雑兵心得(8) 小牧長久手仁義2022年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年2月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今回は、井原忠政さんの、戦国時代小説、『三河雑兵心得(8) 小牧長久手仁義』(双葉文庫)を取り上げてみました。

ついに五ヶ国の太守となった家康。新たな実力者、秀吉との間に戦乱の気運が高まる中、茂兵衛は、信州惣奉行、大久保忠世の寄騎として彼の地に派遣されることに。着任早々、茂兵衛は、北条や上杉をも手玉にとる真田昌幸というけったいな男と対峙する。戦国足軽出世物語、新章突入の第8巻!

(『三河雑兵心得(8) 小牧長久手仁義 (双葉文庫)』Amazonの内容紹介より)

『この時代小説がすごい! 2022年』で文庫書き下ろし部門で、第1位となった「三河雑兵心得」シリーズの最新刊です。
文庫の帯にも「第1位」の文字が入っています。

本書の魅力の一つは、主人公の茂兵衛が家康の家臣となり、徳川軍として数々の戦を経験して、家康の勢力拡大とあわせるように、出世していくところにあります。

第1作から第6作までは、タイトルの「○○仁義」に茂兵衛が勝ち取った役職が記されていましたが、第7作からは「伊賀越」や「小牧長久手」のように主要な戦いが付けられるようです。

徳川軍が臨む大きな戦いの中で、茂兵衛がどのような活躍を見せるのか、ますます目が離せなくなってきました。

文庫●2022年2月上旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2022年2月上旬の新刊(1日→10日) 2022年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。 →...

■Amazon.co.jp
『三河雑兵心得(1) 足軽仁義』(井原忠政・双葉文庫)(第1作)
『三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義』(井原忠政・双葉文庫)(第7作)
『三河雑兵心得(8) 小牧長久手仁義』(井原忠政・双葉文庫)(第8作)

井原忠政|時代小説ガイド
井原忠政|いはらただまさ(経塚丸雄)|時代小説・作家 神奈川県出身、神奈川県鎌倉市在住。会社勤務を経て文筆業に入る。 2016年、経塚丸雄のペンネームで『旗本金融道(一) 銭が情けの新次郎』で時代小説デビュー。 2017年、同作で、第6回歴...