シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

2021年【単行本】時代小説ベスト10を発表

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

塞王の楯「時代小説SHOW」による、2021年時代小説のベスト10【単行本部門】を発表しました。

Amazonでの発売日もしくは奥付表記が2020年11月1日から2021年10月31日発行の時代小説作品で、単行本で刊行された作品を対象に選びました。

1位 『塞王の楯』 今村翔吾さん
2位 『星落ちて、なお』 澤田瞳子さん
3位 『月と日の后』 冲方丁さん

1位は、最強の「楯」と至高の「矛」が激突する合戦シーンが独創的でありながらも、臨場感あふれる、エンタメ戦国小説。籠城を題材にした秀作が続けて発表された2021年を代表する1冊です。

2位は、近年人気の絵師、河鍋暁斎の娘、とよに焦点を当てた、明治時代小説。一人の女性、とよの半生と絵師としての修羅をドラマチックに描いていきます。

3位は、藤原道長の娘に生まれ、一条天皇の中宮(后)となった藤原彰子の生涯を描く平安時代小説。七代の天皇を見守った国母・彰子の感動の物語です。

ベスト10の選考理由と、4位以下の作品については、「2021年時代小説ベスト10【単行本部門】」をご覧ください。

2021年時代小説ベスト10【単行本部門】
2021年時代小説ベスト10 単行本部門 「時代小説SHOW」による、2021年時代小説ベスト10【単行本部門】を発表します。 対象は、Amazonでの発売日もしくは奥付表記が2020年11月1日から2021年10月31日発行の時代小説作品...

なお、『この時代小説がすごい! 2022年版』(宝島社刊、対象期間:2020年10月1日~2021年9月30日)で発表したベスト6と、候補作品の対象期間が1カ月ずれているため、一部ランキングが違っています。

今村翔吾|時代小説ガイド
今村翔吾|いまむらしょうご|時代小説・作家 1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、作家に。 2016年、「蹴れ、彦五郎」で第19回伊豆文学賞最優秀賞受賞。 2016年、「狐の城」で第23回九州さが大...