『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で』|山本巧次|宝島社文庫
2021年11月1日から11月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年11月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました
今回は、山本巧次さんの、時代SF小説、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で』(宝島社文庫)を取り上げてみました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出される東京を離れ、関口優佳は自宅から200年前の江戸時代へと避難することに決めた。自主隔離をしたのち向かった江戸で、十手持ちの女親分として活躍する優佳=おゆうは、早速、南町奉行所の同心・伝三郎からとある調査を頼まれる。このひと月の間、子どもが攫われ、数日後に何事もなく戻ってくるという事件が続いているらしい。一方、跡目争いで世間の耳目を集めている材木商・信濃屋の周りでは、ついに殺人事件が発生して――。おゆうは現代科学を駆使し、二つの事件の謎に迫る!
(『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で (宝島社文庫)』Amazonの内容紹介より)
ミステリーマニアの関口優佳(江戸での名前はおゆう)が、200年前の文政期にタイムスリップして、現在の科学捜査を利用して江戸の犯罪を解決していく、人気時代SFシリーズの第8作です。
このシリーズを読んでいると、主人公の優佳と同じように、江戸へ旅してみたくなります。
文庫●2021年11月上旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2021年11月上旬の新刊(1日→10日) 2021年11月1日から11月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています...
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『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(山本巧次・宝島社文庫)(第1作)
『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で』(山本巧次・宝島社文庫)(第8作)
山本巧次|時代小説ガイド
山本巧次|やまもとこうじ|時代小説・作家 1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。 鉄道好きで、長年鉄道会社に勤務した経歴を持つ。 2015年、第13回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう...