2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2021年9月中旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『白春』|竹田真砂子|集英社文庫

白春2021年9月11日から9月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年9月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、竹田真砂子さんの長編時代小説、『白春』(集英社文庫)を取り上げてみました。

著者は、2003年に同作品で第9回中山義秀文学賞を受賞し、2011年に『あとより恋の責めくれば 御家人大田南畝』で第30回新田次郎文学賞受賞されました。

元禄十四年三月十四日、江戸城松の廊下での刃傷から続く赤穂事件。揺れる家中を、一人の少女の視点から描く長編時代小説。

(『白春 (集英社文庫)』Amazonの内容紹介より)

江戸城中での刃傷事件後、ただちに赤穂に向かった京留守居役・小野寺十内と妻女・丹。ふたりの日々を通して武士の一分、妻の一分を描く忠臣蔵です。

小野寺十内は、赤穂浪士四十七士の一人。武道のみならず和歌、古典、儒学にも通じ、京都留守居役をつとめていました。京では儒者・伊藤仁斎に学びました。

これまで、十内にスポットライトを当てた時代小説を読んだことがなかったこともあり、なじみの薄い人物ですが、武闘派のイメージが強い赤穂浪士の中で、文人的で、しかも愛妻家ということで、大いに気になってきました。

文庫●2021年9月中旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2021年9月中旬の新刊(11日→20日) 2021年9月11日から9月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。...

■Amazon.co.jp
『白春』(竹田真砂子・集英社文庫)
『あとより恋の責めくれば 御家人大田南畝』(竹田真砂子・集英社文庫)

竹田真砂子|時代小説ガイド
竹田真砂子|たけだまさこ|時代小説・作家 1938年3月21日 - 。 東京神楽坂出身。法政大学文学部教育学科卒。 1982年『十六夜に』でオール讀物新人賞受賞、2003年『白春』で第9回中山義秀文学賞受賞。 2011年『あとより恋の責めく...