11月8日(日)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の公開選考会が新白信ビルイベントホール(白河市立石)で開催されました。受賞作品は、木下昌輝さんの『まむし三代記』に決定しました。
受賞、おめでとうございます!
中山義秀文学賞は、前年4月1日より当年3月31日までに刊行された書籍を対象に、日本の歴史を素材とした文学作品(歴史・時代小説)の中から、もっとも優れた作品に与えられます。
受賞者には、正賞、副賞として賞金100万円、大信特産米のコシヒカリ1俵などが贈られます。
『まむし三代記』は、国盗りの大望を秘めて美濃でのし上がる父と、その野望を受け継ぎ斎藤道三を名乗る2代の国盗りと三代目の義龍の物語を描いた長編歴史小説です。
受賞作に、今村翔吾さんの『八本目の槍』、畠中恵さんの『わが殿』を加えた3候補となっており、僅差での選出となったと伝えられています。
今回の受賞作決定のニュースは、受賞者の木下昌輝さんと選考委員のお一人の澤田瞳子さんのTwitterのツイートで知りました。
出典:
●木下昌輝さんのTwitterより
中山義秀賞を受賞することができました㊗️
連絡がうまくつながらずご報告遅れて申し訳ありません。
僅差ときいております。賞の名前に恥じぬよう頑張ります‼️お米と巨大達磨の副賞でも名を馳せる賞ですので、今から楽しみです。
なお肉親から最初に届いたお祝いメッセージを添付します。
おかん… pic.twitter.com/8TOIyusegZ— 木下昌輝@歴史に翻弄される歴史小説家 (@musketeers10) November 8, 2020
●澤田瞳子さんのTwitterより
今日は第26回中山義秀文学賞の選考委員を務めるべく、福島県白河市にお邪魔しました。木下さん、ご受賞おめでとうございます!
— 澤田 瞳子(Sawada Toko) (@nono_sansan) November 8, 2020
●中山義秀記念文学賞(白河市ホームページより)
■Amazon.co.jp
『まむし三代記』(木下昌輝・朝日新聞出版)
『八本目の槍』(今村翔吾・新潮社)
『わが殿(上)』(畠中恵・文藝春秋)