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第26回中山義秀文学賞は、木下昌輝さんの『まむし三代記』

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『まむし三代記』11月8日(日)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の公開選考会が新白信ビルイベントホール(白河市立石)で開催されました。受賞作品は、木下昌輝さんの『まむし三代記』に決定しました。

受賞、おめでとうございます!

中山義秀文学賞は、前年4月1日より当年3月31日までに刊行された書籍を対象に、日本の歴史を素材とした文学作品(歴史・時代小説)の中から、もっとも優れた作品に与えられます。
受賞者には、正賞、副賞として賞金100万円、大信特産米のコシヒカリ1俵などが贈られます。

『まむし三代記』は、国盗りの大望を秘めて美濃でのし上がる父と、その野望を受け継ぎ斎藤道三を名乗る2代の国盗りと三代目の義龍の物語を描いた長編歴史小説です。

受賞作に、今村翔吾さんの『八本目の槍』、畠中恵さんの『わが殿』を加えた3候補となっており、僅差での選出となったと伝えられています。
今回の受賞作決定のニュースは、受賞者の木下昌輝さんと選考委員のお一人の澤田瞳子さんのTwitterのツイートで知りました。

出典:

●木下昌輝さんのTwitterより

●澤田瞳子さんのTwitterより

●中山義秀記念文学賞(白河市ホームページより)

中山義秀文学賞 | 白河市公式ホームページ

■Amazon.co.jp
『まむし三代記』(木下昌輝・朝日新聞出版)
『八本目の槍』(今村翔吾・新潮社)
『わが殿(上)』(畠中恵・文藝春秋)

木下昌輝|時代小説ガイド
木下昌輝|きのしたまさき|時代小説・作家 1974年、奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。 ハウスメーカー勤務後、フリーライターを経て、2012年、「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞受賞。 2014年、同作品で152回直木賞候補、2...