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時代小説は通用するか?「第15回江戸文化歴史検定」を受検

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第15回江戸文化歴史検定11月3日(祝・火)に行われた、「第15回江戸文化歴史検定」(主催:一般社団法人江戸文化歴史検定協会)を、池袋で受験してきました。

江戸時代のすぐれた文化や先人たちの生活の知恵を学ぶことで、昨今見失われがちな日本の心を思い起こし、未来に役立てようという趣旨のもとで、2006年に第1回の江戸文化歴史検定(江戸検)が行われ、今年の開催で第15回となります。

今回の第15回をもって終了となり最終回ということで、時代小説を読んで培ってきた江戸の知識と時代感覚が、「江戸検」に通用するかというテーマをもって、1級を受検してきました。

第15回江戸文化歴史検定試験は、3級・2級・1級に分かれていますが、公式サイトでは、1級の難易度は、海外旅行に必要な知識になぞらえるて、「1級となると、現地で旅行ガイドとして生計が立てられるレベルになります。」と紹介されています。

試験は90分間で、全100問(選択問題90問+記述問題10問)に解答して、80点以上が合格になります。

記述問題では、捕物をよく読む時代小説ファンにとってはサービス問題も出題されました。

町奉行所では、「三廻り」という同心だけで構成された掛りが犯罪を捜査した、その筆頭は、おもに江戸市中の風聞・風説の探索を担当した(  )廻りです。(  )に入る言葉は何でしょう? 漢字2字で書いてください。

(「第15回江戸文化歴史検定」(江戸文化歴史検定協会)より)

とはいえ、時代小説の知識だけでは歯が立たない問題もありました。
採点通知は12月中旬ごろに発送されるそうで、いかなる結果になるか、楽しみもあり、怖くもあります。

最終回の受検記念に、「江戸城新三十六御門重ね絵図」(作図・執筆:木下栄三)の特製クリアフォルダをいただきました。

江戸城周辺の江戸と現在がわかって、細かく見ていくと妄想が膨らんできます。

こんな楽しくて受検のし甲斐のある、検定が無くなってしまうのは残念です。
が、文化の日らしい、一日となりました。

エドケン

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※問題の引用部分の解答は、「隠密」です。つい、「定町」廻りと答えたくなりますが……。