9月14日(月)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の第二次選考会において、最終候補3作品が決定しました。
今村翔吾さんの『八本目の槍』(新潮社)、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出版)、畠中恵さんの『わが殿』(上・下)(文藝春秋)です。
中山義秀文学賞は、前年4月1日より当年3月31日までに刊行された書籍を対象に、日本の歴史を素材とした文学作品(歴史・時代小説)の中から、もっとも優れた作品に与えられます。
受賞者には、正賞、副賞として賞金100万円、大信特産米のコシヒカリ1俵などが贈られます。
『八本目の槍』は、「賤ケ岳の七本槍」とよばれ、別々の道を進む7人の武将たちが、石田三成とは何者だったかを明らかにしていきます。
『まむし三代記』は、国盗りの大望を秘めて美濃でのし上がる父と、その野望を受け継ぎ斎藤道三を名乗る2代の国盗り物語を描きます。
『わが殿』は、幕末期、越前大野藩藩主・土井利忠と側近内山七郎右衛門の、様々な藩政改革と藩再生の物語です。
公開最終選考会は、11月8日(日曜日)午後1時30分より、新白信ビルイベントホール(白河市立石)で開催され、文学賞が決定する予定です。
選考委員は、作家の中村彰彦さん、山本一力さん、澤田瞳子さん、文芸評論家・清原康正さんがつとめます。
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『八本目の槍』(今村翔吾・新潮社)
『まむし三代記』(木下昌輝・朝日新聞出版)
『わが殿(上)』(畠中恵・文藝春秋)
出典:
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