2020年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年4月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。
緊急事態宣言が発令されて、大型書店が休業したり、新刊の発売も変更になったり、出版業界も影響を受けています。宣言が解除されるまで今しばらくの辛抱です。私は、巣ごもり中に積読になっていた本を読むことを目論んでいます。
今回は、中公文庫から刊行される、富樫倫太郎さんの『北条早雲3 相模侵攻篇』を紹介します。
本書は、『1 青雲飛翔篇』『2 悪人覚醒篇』と続く、全5巻の「北条早雲」シリーズの第3巻となります。
一代にして伊豆・相模を領する大名にのし上がる男の、型破りな生涯。
伊豆討ち入りに成功した伊勢新九郎改め早雲庵宗瑞。
しかし、倒したはずの足利茶々丸が生存しているとの噂が流れ、依然、不穏な状況が続く。加えて扇谷上杉氏と山内上杉氏の抗争も複雑化する中、いよいよ小田原城奪取に動き出す。緊迫の展開を迎えた大人気シリーズ全五巻の第三弾!
(Amazonの内容紹介より)
早雲(早雲庵宗瑞)は、伊豆討入りをして堀越御所から足利茶々丸を追い出し、山内上杉家と扇谷上杉家が抗争を繰り広げる騒乱続く相模へと侵攻します。
戦国下剋上の魁、北条早雲を描く大河小説も、本書は折り返し点の3冊目です。
■Amazon.co.jp
『北条早雲1 青雲飛翔篇』(富樫倫太郎・中公文庫)
『北条早雲2 悪人覚醒篇』(富樫倫太郎・中公文庫)
『北条早雲3 相模侵攻篇』(富樫倫太郎・中公文庫)
富樫倫太郎|時代小説ガイド
富樫倫太郎|とがしりんたろう|時代小説・作家1961年、北海道生まれ。1998年、『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞し、デビュー。■時代小説SHOW 投稿記事amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_...