武家 女流書家の周りで起こる事件の数々。江戸「書道」小説、登場 梶よう子さんの時代小説、『墨の香(すみのか)』(幻冬舎時代小説文庫)を入手しました。 本書のヒロインの岡島雪江は、千三百石の旗本の二十六になる娘。ひと月前に婚家を出て実家に戻り、書の道を学ぼうという若い娘たちに筆法指南を始めます。 岡島家の... 武家芸道