朝日新聞出版から刊行された、グラフィカルな誌面で歴史を楽しむ雑誌、『歴史道 Vol.3』を入手しました。
本誌は、絵や写真、図版を多用していて、文字量が多くなく、歴史資料館の展示を楽しむような感覚で歴史が楽しめます。
完全保存版として、城の歴史、城用語の基礎知識から、城の建て方、築城名人の極意、山城の歩き方、城の落とし方など、「日本の城とは何か」を大特集しています。
中でも注目は、現存十二天守の名城として、国宝の名城5と重要文化財の名城7を徹底解剖します。城の持つ様式美と機能美が堪能できます。
重要文化財に指定されている、丸岡城(福井県)、丸亀城(香川県)、宇和島城(愛媛県)、備中松山城(岡山県)、高知城(高知県)、弘前城(青森県)、松山城(愛媛県)は、天守のもつ個性的な姿の美しさに惹かれました。
北海道から九州まで、日本の名城100も収録されています。
城は、歴史時代小説においても重要な要素の一つであり、城を理解することで小説の世界がもっと深く味わうことができます。
ゴールデンウィークの後半には、どこかの城を訪れてみたいと思います。
ちなみに本誌掲載の広告で知ったことですが、兵庫県には国指定史跡22城をはじめ、1000を超す城跡があるそうです。お城めぐりで観光をピーアルしています。
うかつなことに、本誌の「歴史道Vol.2」を見逃していました。
「江戸の暮らしと仕事大図鑑」の大特集ということで、山本一力さんのインタビューや、ら、山本博文 (東京大学史料編纂所教授) の特別講義! 「江戸を建てる! 」など、必読・いや、必見の記事が掲載されています。
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『歴史道 Vol.3』(朝日新聞出版)【完全保存版】日本の城とは何か
『歴史道 Vol.2』(朝日新聞出版)【完全保存版】江戸の暮らしと仕事大図鑑
『歴史道 Vol.1』(朝日新聞出版)【完全保存版】戦国武将の家臣団 最強の法則