歴史家の安藤優一郎さんによる江戸ガイドブック、『ビジュアル版 江戸の《新》常識』(SBビジュアル新書)を入手しました。
家財道具はレンタルで済ませ、お金をかけずに旅行を楽しみ、ときに危うい恋愛に身を焦がしながら、獣肉の味に舌鼓を打つ……。江戸庶民の日常生活は、私たちが想像しているよりも、ずっと楽しくて、スリリングなものだった! 本書では、歴史の資料をもとに、豊富な図版を使って、知られざる江戸(江戸っ子)の姿にスポット当てた。意外に思うかもしれないが、すべて本当のことばかり。学校では学ばなかった“新しい常識”を知ることで、あなたの中に、これまでとはまったく違った形の江戸の町が現れるはず!
本書は、江戸の町と、そこで生活していた人々の意外な真実を、「江戸の町と住まい」「江戸の食べ物」「江戸のファッションと身だしなみ」など、6章にわたって解説しています。
第3章の「江戸のファッションと身だしなみ」では、「シャンプーは海藻+うどん粉だった!?」「唇を緑色に光らせるメイクが流行した!?」など、庶民の驚きの日常を紹介します。
人に話したくなるような、江戸の《新》常識が豊富なカラー図版とともに紹介されていて、江戸がより身近になる一冊です。11月に実施される、江戸文化歴史検定(江戸検)の勉強にも役立ちそう。
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『ビジュアル版 江戸の《新》常識』(安藤優一郎・SBビジュアル新書)